クレジット
クレジットの概要
ArcGIS Online では、「クラウドへのデータ ストレージ」や「ジオコーディングの実行」、「各種解析機能の実行」といった GIS 処理に応じて、決められた数の「サービス クレジット」が消費されます。サービス クレジットとはサービス内の仮想通貨のことで、お持ちのライセンスによって一定の初期クレジットが付属しています。管理者は、組織サイトのクレジットの利用状況や残数をいつでも確認・管理できます。
組織サイトのクレジットがすべて消費された場合は、ArcGIS Online 上のすべての機能が使用不可となります。
クレジット消費量の上限設定などのツールを利用いただくことを推奨します。
なお、クレジットは ESRIジャパンショップ で追加購入が可能です (教育機関のユーザー様は、営業担当にお問い合わせください)。
クレジットの管理と監視
- [組織] をクリックします。[クレジット] パネルで、消費クレジットの概要を確認できます。
- [ステータス] タブ、または [クレジット] パネルの [ステータスの表示] をクリックすると、クレジット利用状況の詳細を確認できる、[ステータス] ページへ移動します。
- [日付のクイック選択] で期間を指定すると、その期間のクレジットの消費量を表示できます。凡例の項目をクリックすると、その項目のクレジット消費の詳細を確認することができます。
ページ下の円グラフ チャートで、凡例の項目で [分析] をクリックすると、各分析のサービスで消費したクレジットの詳細が表示されます。
[メンバー] タブをクリックすると、各メンバーのクレジット消費量やアイテムの所有状況を確認できます。
クレジット消費量の上限設定
- 個々のメンバーに使用できるクレジット量の上限値を設定
- [組織] → [設定] タブ→ [クレジット] で、[クレジット使用制限ツールの有効化] チェックボックスをオンにします。
- [メンバー] ページへ移動します。
- クレジットを割り当てたいメンバー名の横のチェックボックスをオンにします。
- [クレジットの管理] をクリックします。
- [割り当て量の設定] をクリックし、割り当てるクレジット量を入力し、[保存] をクリックします。
- [組織] → [設定] タブ→ [クレジット] で、[クレジット使用制限ツールの有効化] チェックボックスをオンにします。
- [新しいメンバーのデフォルト設定] をクリックします。
- [制限なし] をクリックし、[割り当て量の設定] に変更します。
- [割り当て量の設定] の横のボックスに、クレジット数を入力して [保存] をクリックします。
割り当てられたクレジット量が 0 になると、メンバーはジオコーディング、ルート案内、解析ツール、プレミアム コンテンツの利用、タイル生成といった、ストレージ分以外でクレジットを消費する機能を使用できなくなります。
大量のジオコーディングやタイル生成などを実行した場合、処理途中で割り当てられたクレジットがすべて消費されても処理は中断されません。
メンバーにクレジットを全く使用させたくない場合は、[割り当て量の設定] で「0」を割り当てることを推奨します。また、各自に割り当てられたクレジット量の制限内でクレジット消費を行う機能を利用するよう、事前に通知をすることをお勧めします。